| オズワルド叔父さん | |
![]() | ロアルド・ダール 田村 隆一 (訳) おすすめ平均 ![]() 読者を惹きつけるテーマで奇想天外なシナリオ 大金持ちになりたい人必読…というのは嘘だけどAmazonで詳しく見る by G-Tools |
チャーリーとチョコレート工場(チョコレート工場の秘密)で一躍メジャーになったロアルド・ダールの痛快長編小説。
第一次世界大戦直前、イギリスの金持ちの放蕩息子だったオズワルド叔父さんは、パリ留学中に世界最強の媚薬ブリスタービートルをアフリカでゲット。これを大量に売りさばき財を得る。
気を良くしたオズワルド叔父さんは、ケンブリッヂ奨学生の美女ヤズミン、そして自分の指導教官で貧乏なウォレスリー博士と組み、媚薬の威力で世界中の皇太子、天才たちの精子を集め、冷凍保存し、大金持ちの女性に売りつける事を考える。
媚薬を飲んで、美女ヤズミンに飛びかかろうとする有名人の様を、エロではなく、ユーモアとして読む事が出来ます。
また、当時の最先端を行くグルメ、風俗(性風俗ではないよ)、高級スポーツカーに対する偏愛ぶりの細かい描写もあり、上質のロードムービーを観ている感じになります。
もともと背筋がゾクッとするような怖い短編を書くのが得意なロアルド・ダール。その辺りの感性があるからこそ、大人が読んでも満腹感の得られる童話が書けるのでしょう。
ルパン3世が好きな人にもオススメです。

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